安彦先生の部屋ドライマウスの改善は少し気長に

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はじめに
うつ病患者とドライマウス
全身の病気と心の不調、
そしてドライマウス
心の不調による
ドライマウスへの対応
心の不調による、もう一つの
タイプのドライマウスへの対応
ドライマウスの改善は
少し気長に
エッセイ「敏感力」
部屋主の紹介
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私達の最近の研究で、ドライマウスを治そう、早く苦痛から抜けだそうと焦るあまりに、そのこと自体がストレスとなって、ドライマウスを悪化させている患者様のいることが分かってきました。特に心の不調からくるドライマウスでは、このようなストレスを感じることのないように、大変でしょうが、気長に改善していく心構えが必要です。
心の不調がゆっくり治っていくのと同じように、ドライマウスも無理な努力はせずにゆっくり治すように心がけるべきでしょう。

口腔内科相談外来のご紹介
北海道医療大学病院では、「口腔内科相談外来」を開設し、ドライマウスをはじめ、口の中や、舌がヒリヒリする、味がおかしい、口の中に赤くなっているところや白くなっているところがある、口臭が気になるなど、あらゆるお口の症状を訴える患者様に対応しています。

これらの症状は心の不調からくることもあるので、場合によっては臨床心理士(カウンセラー)や心療内科医との連携による治療を行うことも本外来の大きな特徴です。完全予約制で行っていますので、いらっしゃる際には事前にご予約をお願いします。 北海道医療大学病院写真:外観
北海道医療大学病院写真:口腔内科相談外来は個室で診療が行われ/臨床心理士によるカウンセリングや治療は医療心理室で行われる
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