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乾 燥 |
唾液量が減って粘膜を覆う水分が少なくなるとともに、粘膜自体の湿り気が少なくなります。 |
発 赤 |
粘膜の発赤は、唾液が減ることによって口腔細菌の種類が変化することや、唾液の保護作用が衰えたために口の粘膜が刺激を受けやすくなることなどが原因です。 |
舌乳頭萎縮と平滑舌 |
普通はザラザラしている舌の表面がツルツルになってくることです。完全にツルツルの状態を平滑舌といいます。 |
口角びらん |
口角びらんは、口唇の乾燥に伴っておこりますが、口腔カンジダ症の一症状として出現する場合も多いです。 |
むし歯 |
唾液分泌低下があるとむし歯になりやすいです。歯の根の部分が露出し、そこが茶色くむし歯になることがあります。この状態は根面齲蝕と呼ばれています。 |
カンジダ症 |
カンジダ菌は口腔常在菌といって、普通の人が口のなかにもっているものです。健康な粘膜では、カンジダ菌を組織中に入り込ませないような上皮の抵抗性があります。ところが、口が乾燥した状態では、粘膜上皮の抵抗力が減少してカンジダ菌が上皮内に進入しやすくなります。カンジダ菌が組織中に入り炎症を起こした状態がカンジダ症です。 |
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